趣味雑記

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平成ライダー20th 各作品感想 ⑮鎧武

第15作目 鎧武

 

キャッチコピーは「ライダー戦国時代」

 

あらすじ

西暦2013年。巨大企業ユグドラシル・コーポレーションの企業城下町・沢芽市(ざわめし

企業の介入によって急速な発展を遂げたことで人々が豊かな暮らしを送る一方、閉塞感を覚えた若者たちはストリートダンスに熱中していた。彼らはフリーパフォーマンスのためのステージを取り合い、特殊な錠前「ロックシード」を用いた対戦競技「インベスゲーム」に没頭していた。そうしたショーのための陣取りに参加する若者たち「ビートライダーズ」が熾烈なランキング争いに身を投じる一方、その一人だった青年葛葉紘汰は大人への「変身」を願い、ダンスをやめてアルバイトに励んでいた。

そんな紘汰のもとに、かつてのチームメイトである高司舞が現れ、リーダーである角居裕也の失踪とチームの窮状を訴えて救援を要請してくる。紘汰は自分の現状に悩みながらもチームメイトの頼みを断れず、捜索の最中、裕也に呼び出されて向かった倉庫街に空間の切れ目を発見する。その向こうには奇妙な森が広がっており、普段は競技に使用している獣インベスが制御されない状態で跋扈していた。踏み込んだ紘汰と舞に対して敵意を剥き出しに襲いかかってくるインベス。紘汰は、突如現れた舞に似た謎の女性が発する「あなたは今、運命を選ぼうとしている」という警告に、迷いなく舞を救うことを選択、森で拾ったベルト・戦極ドライバーにロックシードをはめ込み、アーマードライダー鎧武へと変身。インベスの撃破に成功する。

 

 

AKB48やスポーツ人気の復活の影響もあり、多人数が登場する作品になった本作

映画のみ出るライダーまで計算すると現段階でも登場ライダー数は1位となっています。

 

本作の一番の話題になった点は脚本にニトロプラス虚淵玄鋼屋ジンを採用。

当初は虚淵玄のみ発表されましたが多忙により1人での執筆が難しかったため個人ではなくニトロプラス名義で参加となり、執筆ニトロプラスの文芸スタッフ 監修虚淵玄のような状態となりました。

虚淵玄が関わることになったきっかけは武部プロデューサーがまどマギを見たことによってだそうで…

また、本作は平成1期のような連続ドラマ式に回帰します。脚本の事もあり賛否両論でした。

ちなみに私はどちらかというと否よりです。

連続ドラマ形式がいけないというわけじゃないんですけど、結局毎話見せ場の戦闘シーンを作らなきゃいけないからテンポがあんまりよくないんですよね。

ライダーバトルメインですけど、変身に使うロックシードが量産されてる都合上で負け=

退場というわけでもない。ましては龍騎と違い相手を倒すことが一番の目的ではないので、結局退場手段が敗北以外の方法で殺されるしかなかったのが不満点です。

まともに負け=退場と描かれたのは最初しかないかな…

 

ただ、本筋の話自体はとてもよく出来ており今まであったような勢い任せの展開ではない点はかなり評価できます。

あとキャラの心理描写が凄い丁寧。サブライダーもきっちり描けていて、勿論メイン四人のライダーもいかに「変身」していくかを描いています。

 

本作のアイテムであるロックシードはかなり売上がよかったらしく、終盤に突然新フォームが出たりスピンオフが四つも出たり相当好調だったよいです。

 

本作の評価点で必ず上がるのが挿入歌の「乱舞 Escalation」と「時の華」の存在

今までの挿入歌と違い頻繁に流れているわけでもないですがここぞという見せ場に流れ非常に強い印象を与えました。

「乱舞 Escalation」なんか45話で一曲まるごと流れるのですがその時の戦闘シーンがとても見応えがあり、そして一曲流れ終わり、戦闘は46話のAパートまで続くのですが、この最終バトルは当時のファンを奮い立たせました。

鎧武に不満点はあったけど「乱舞 Escalation」で許した。

とよく言われるくらいには人気の名曲です。

私も中弛みを感じていましたが、41話~46話の展開はとても熱いものなので、鎧武を見るときはとりあえず41話までみましょう!!!!

 

 

鎧武自体という作品自体はとてもよいものなのですが、個人的には虚淵玄の今までにない展開やシリアス長編路線の回帰であったりする気概は素晴らしいと思うのですが、彼の「555までしかみてない」という発言があり、見てる見てないは個人の自由なのですが、それでシリアスな路線こそいい!みたいな発言が各雑誌のインタビューで多く、電王からウィザードまで作った路線を否定するようで制作側としてその発言はどうなんだ?と思うことが多々ありました。

あと本作は一回のセリフが長いし言い回しが冗長。サウンドノベル書いてる人たちの書く脚本だから仕方ないとは言え、役者の演技の問題や演出の問題もあるにしろ、間があんまりないなあとは思いました。